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とらんすふぁ〜
Parameter管理人のParaです。たまにはこっちで方向性の違う事も書いてみようかなと思います。ってことで久しぶりのコラムです。
電柱や鉄塔を見ていると、なぜかほっとする。
最近は都市景観の改善とかで、電線、電話線などは地下に潜る傾向にあるが。
それまで大小様々なケーブルによって分割されていた空は、電線の埋設工事によりその仕切りを取り払われ、僕らの頭上に解放されていく。
しかし、どこか寂しいのだ。電線と共に、何かが消え去ってしまっているのだ。
それは何か?
現代社会は、縦横に張り巡らされた電子と情報のネットワークの上に成り立っている。
日本においては、ほぼ全ての家庭に電気がひかれ、家庭や街角の電話はそのケーブルの向こうで海の向こうの世界にまで繋がっている。
全ての家庭、工場は電線という黒い糸で繋がり、毛細血管のように張り巡らされたその黒い糸の先には、確かに生活の明かりがある。
電柱と、そこから縦横に延びる電線を見ていると、誰かと誰かの生活が一本のケーブルによって結ばれ、目に見えないはずの人と人の繋がりが黒いケーブルを通して視覚化される、そんな気がするのだ。
黒いケーブルによって浮き出る、そこに誰かが繋がっているという事実。この感覚が、自分をほっとさせるのかもしれない。
電線はいわば、その延長線上に人間が住み、なおかつ遠くはなれた誰かと繋がっている事の証明なのだろう。
書いた人:para9
生息地:大垣、HMV、楽器屋、本屋(ビレバンを含む)
最近聞いてる音楽:エイフェっクスツイン、オウテカ、ロイクソップ、テイ・トウワ
最近のニュース:洗濯し過ぎてTシャツが3枚ほどダメになった。
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