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ある夜の出来事
何があったのかは忘れたが、学校の帰りが遅くなった。
私は渇いた喉を潤すため、金山駅のホームの自販機で烏龍茶を買って飲んでいた。その時見知らぬオッサンが声をかけてきた。
「酒を飲んでいるのか」を訊かれた。私が飲んでいるのは烏龍茶だったので「烏龍茶です」と答えた。
「彼氏はいるのか」と訊かれた。私に彼氏がいるはずもないので「いません」と答えた。そしてオッサンは、自分にはいい奥さんがいたが先立たれたこと、好みのタイプはメガネをかけた女だと言った。寝るときに外すのがいいそうだ。かなりウソ臭い。
「年いくつ」と訊かれた。私は実年齢を言うのが憚られたので「27歳」と答えた。こんな27歳はいない。オッサンは「適齢期だが!!」と驚いた。「本当に彼氏いないのか?!」と再び訊いたが、私には彼氏はいない。
「何の仕事してんの」と訊かれた。私は困った挙句、「学生」と答えた。オッサンはかなり驚いた。オッサンも怪しいが、『27歳の学生』も充分怪しい。
「何か買ってあげようか」と訊かれた。私は少し恐怖を感じたので、大声で断った。やっぱりこんな27歳はいない。
そのうちオッサンは私に興味を無くし、別の女性の所へ行った。
ホッとしたのも束の間、オッサンは電車が一緒だった。「こっちに来るな」と念じ続けたのが効を奏したのか、オッサンは新名古屋駅で降りた。
あのオッサンは何者だったのだろう。そしてオッサンは私のことを『27歳の学生』と信じているのだろうか。
書いた奴:テロ(間違っても本名ではない)
学年:1年
性格:ネジ5本(分かる人には分かる)
年齢:27歳ではない(サバ読みすぎ)
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