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 「GLAY rare collectives」について

 先日2003年2月5日に、GLAYの待望の裏ベストとも言うべきアルバムがリリースされた。タイトルは「GLAY rare collectives vol.1 & vol.2」で、各2枚組みの計4枚である。曲数は4枚合計で43曲も収録されている。以前GLAYは、自分たちはシングル曲よりも、カップリングあるいはアルバム曲に力を入れていると言っていた。しかしこのアルバムを聴けば、GLAYがシングル曲よりもカップリングに力を入れたというのにも納得がいくかもしれない。そこで私が、このアルバムを軽く解説させて頂きたいと思う。  先ず、vol.1のDisc-1から解説しよう。このディスクは、2ndシングル「真夏の扉」から15thシングル「BE WITH YOU」までのカップリング曲と新曲の「幸せになる、その時に。」が収録されている。3曲目の「REGRET」は、現在のTAKUROも絶賛するほどの出来の良さで、完成度の高いメロディとarrangeによる純粋な表現の仕方が、デビュー間もない当時の彼らの、未熟にも無限の可能性を物語っている。それはその後のGLAYの音楽を聴けば分かってくるはずである。4曲目の「GONE WITH THE WIND」と6曲目の「Believe in fate」は、後の「口唇」「誘惑」の基となったといっても過言ではない程のGLAYらしいROCKの形である。7曲目の「Together」は、シングル「ずっと2人で…」主人公が少し大人になった感じのバラードである。バリバリのロックバンドをイメージしていた私にとって、この曲はかなり衝撃的だった。8曲目の「春を愛する人」は、コンプリートベストアルバム「DRIVE」にも収録されているほど有名な曲で、GLAYを知っている人なら一度は聞いたことがある曲ではないだろうか。実際に私もとても好きな曲のうちの一つである。あえて解説する必要もないであろう。そして新曲である14曲目の「幸せになる、その時に。」は、先程も紹介した「Together」とはまた違い、コーラスを付けずにTERUのボーカルだけでダイレクトにバラードを表現している。そのボーカルを殺さない柔らかいドラムの音にも注目して聴いて欲しい。  それでは次に、vol.1のDisc-2を解説しよう。このディスクは、ライブ音源が中心に収録されている。2曲目の「見つめていたい」は、「GLAY TOUR '98 pure soul」のパンフレット収録曲で、作曲にあの長嶋茂雄の娘である長島美奈が携わっていて、それをTAKUROがストレートなメロディで表現している。4,5曲目の「MISERY」は、GLAYにとって先輩である亡きhideの曲を彼らなりにカバーしたものである。hideのそれと聴き比べてみるとさらに楽しめるであろう。  次に、vol.2のDisc-1の解説をしよう。このディスクは、16thシングル「Winter, again」から27thシングル「逢いたい気持ち」までのカップリング曲と新曲の「いつか」が収録されている。1曲目の「Young oh! oh!」は、ライヴでもおなじみの曲だが、原曲は2分の内の半分以上が間奏という所もカップリングらしい遊び心がうかがえる。2曲目の「HELLO MY LIFE」は、「春を愛する人」と同じくGLAYの春をテーマにした代表的な曲である。「春を愛する人」とは違って春の訪れの先にある出会いと別れを語っている。5曲目の「Good Bye Bye Sunday」は、JIROが作詞作曲した曲で、軽いリズムとメロディで、夏のドライブのお供にピッタリの曲である。11曲目の「卒業まで、あと少し」は、タイトルどおりGLAYには珍しい卒業をテーマにした曲で、ストレートな歌詞と飾らないサウンドが卒業シーズンにピッタリである。新曲である13曲目の「いつか」は、インパクトのあるサビが、自分の道を歩いていこうと強く決心している様子を上手く表現している。  最後に、vol.2のDisc2を解説しよう。このディスクは、カップリングの中でもHISASHIが作詞作曲した曲が収録されている、言わばHISASHIディスクである。個人的にはこのディスクが一番気に入っている。HISASHIの曲は一言で言うならば、どれも遊び心がタップリである。その歌詞は独特の世界観で、どれをとっても面白いものばかりである。また、4拍子4小節で区切ると言う常識を、全くくつがえす独特のリズム感で、メンバーも演奏するのに苦労すると言っているほどである。またデジタルなサウンドも織り交ぜながら、新しいGLAYを可能性を見せているのではないだろうか。6曲目の「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」では、特撮ヒーロー物のテーマソングをイメージした曲で、ゲストとして山寺宏一緑川光も参加している。また、HISASHI作詞作曲の新曲である8曲目の「17ans」は、HISASHIが少年の時に、家からライヴ会場までの道のりの何とも言えないワクワクした気持ちを表現したという曲である。9曲目の「道産子シーサー」は、HISASHIとは関係ないが、GLAYとガレッジセールが一緒になったバンドGALAYとして特別に作った曲である。北海道出身のGLAYと沖縄出身のガレッジセールとのコラボレーションと言うことで、北海道と沖縄を合わせた歌詞とサウンドになっている。歌詞は面白いがサウンドはGLAYそのものである。2度とないであろうレアな1曲である。  こんな具合につらつらとアルバムの解説をしたが、これはまだほんの一部である。そして今回は、私の独断と偏見で勝手に解説させてもらったが、音楽は聴く人によって捉え方がいろいろなので、この解説は参考程度にして欲しい。どちらにしても実際に聞いてみるのが一番なので、これを読んで少しでも興味をもった人は一度聴いてみるといいだろう。

 筆   者: う さ ぎ
 日   付: 2003年4月5日
 自己紹介: 食べることと呑むことと、おねんねすることが大好きな、若干20歳のプリティーボーイ。カラオケのレパートリーは、GLAYだけで100曲にもおよぶ。4月29日のレインボーホールでのGLAYのLIVEに行く予定。他にも好きなアーティストは、モーニング娘。、松浦亜弥など。


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